カクテルによっては、ストローが2本ついていく場合があります。
とくに、クラッシュドアイスを使ったカクテルや、フローズンスタイルのカクテルに見られる現象です。
「え、2人で飲んでもいいってこと?」と思ってしまいますが、そうではありません。
カクテルに細いストローを2本刺す理由
① かき混ぜ用
② 飲むときのスペア
2つの役割があります。
① かき混ぜ用
「ステアリング・ストロー」といいます。ショートカクテルでもない限り、飲んでる間に氷が溶けてくるので、よくかき混ざるように2本添えます。
※ ショートドリンク = 短時間で飲み干すことに適したカクテル。
※ ロングドリンク = 長い時間をかけて、ゆっくり飲むことに適したカクテル。
② 飲むときのスペア
ストローを使って飲む場合、溶けて中途半端な大きさになった氷がストローに詰まりやすいので、片方に詰まってももう片方で飲めるように2本用意します。
また、ストロー2本を使って飲むと「一口 = グラスに口をつけて飲んだ量」になることから、2本ついているとも言われています。